ドンペリマジック

2003年4月6日
金曜日の夜から先輩が家にとまりに来た。

仕事で名古屋から東京へ来たのだ。

日中は仕事だったから、まのと過ごせたのは金曜と土曜の夕方からだけだったけど、すごく濃厚な時間を過ごせた。

久しぶりに会った先輩は、前よりも大胆で。

実はまのと先輩は人前で手をつないだことがなかった。
それ以上の関係があったにもかかわらず。
ホントに好きな人と手をつなぐのはドキドキしてしまう。
まるで初デートの中学生みたいな心境だった。
今まで付き合ってきた彼氏と手をつなぐ時の気持ちとはまったく違った。
先輩と出会って1年半にしてようやく手をつなぐ段階までにたどりついたのだ。

そして、別れ際にチューをしてくれた。

人前でいちゃつくのが苦手な先輩だということを本当に知っていたから、まのの手を握ってくれたことも、キスをしてくれたこともとても嬉しかった。


土曜の夜は先輩と、生まれてはじめてドンペリを飲んだ。
1992年のドンペリだ。
「特別なときに飲もうと思って、とっておいた」
と先輩が持ってきてくれたのだ。
シャンパンでいい感じに気持ちよく酔っ払った後は、先輩にいままで聞けなかったこと、いえなかったことをいろいろ話した。

一番聞くのが怖かった質問。

「まのは先輩の何?」

彼女でもなく、ただの後輩でもないポジションだと自覚していたので、この際はっきり聞いてやろうと思って聞いた。

先輩からの答えは
「僕は彼女だと思ってるよ」
だった。
そして、
「つきあおうか?」
って言われて、まのは
「距離があるから、付き合っても今までと同じだよ」
って言ったら
「まののことは、本当に大切に思ってるから信じて」
といわれた。

たくさん頭をなでてもらった。
たくさんキスしてもらった。
たくさん抱きしめてもらった。

もっと近くにいたら、こんなことも頻繁にしてもらえるのに。

もっともっと先輩のそばにいたい。

けど、それができるのはまだまだ先の話。
あと2年はガマンしなきゃいけない。

短いようで長い。

それまで、まのと先輩はうまくやっていけるのかな。
ひさしぶりにホントに好きなひとに出会って、失いたくなくって、すっかり臆病モードだよ。

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